4年半ぶりのキャリーオーバーとなった
WIN5。これで的中者ありのパターンも含めてキャリーオーバーは通算で14回目となった。そこで過去のキャリーオーバーの中から12年11月25日、
ジャパンCデーの5鞍を振り返ってみたい。
第1戦の東京9R・
キャピタルSが衝撃の幕開けだった。18頭立ての18番人気、何と397.4倍の
ヤマニンウイスカーがまんまと逃げ切ったのだ。総投票数の880万3017票は、僅か1戦で約649分の1の1万3574票に減少。この時点で、この日の
WIN5が超高額配当になることがほぼ確定したといえる。
その後も平穏な決着とはいかなかった。第2戦の京都10R・
白菊賞は4.4倍で3番人気の
ディアマイベイビー、第3戦の東京10R・2012
プロミネントジョッキーズTは9.8倍で6番人気の
サトノパンサー、そして第4戦の京都11R・
貴船Sは10.0倍で5番人気の
アーリーデイズが勝利。いずれも本命馬ではなかったため、残り票数はみるみると減って10票となった。
そして迎えた最終戦の
ジャパンC。牡牝の三冠馬対決として注目を集めた一戦は、同年の三冠牝馬の
ジェンティルドンナが、前年の三冠馬の
オルフェーヴルとの叩き合いを制し、4つ目のGIタイトルを獲得した。注目された
WIN5の的中票数は2票。当時は払い戻しの上限が2億円だったため、2億4966万2660円は次回へのキャリーオーバーとなったのだった。
※
WIN5は2011年の発売開始から14年途中まで払い戻し上限を2億円と設定されていた