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【函館記念】青森産馬のJRA重賞制覇なら5年ぶり ハヤテノフクノスケが戴冠なるか

  • 2025年06月24日(火) 11時45分
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 青森産馬のハヤテノフクノスケ(牡4、栗東・中村直也厩舎)が、函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

 ハヤテノフクノスケは父ウインバリアシオン母サクラインスパイア、母の父シンボリクリスエスの血統。生産者は青森県のワールドファーム。5代母は名繁殖牝馬のスワンズウッドグローヴなので、古くは88年の日本ダービー覇者のサクラチヨノオーや同年の朝日杯3歳Sを制したサクラホクトオー、近年の活躍馬でいえばサクラトゥジュールラッキードリームと同じ牝系の出身となる。

 ここまで12戦4勝。24年の京成杯ではダノンデサイルから0秒2差の4着に健闘。同じく菊花賞では勝負所でスムーズさを欠くシーンがありながら、15番人気の低評価を覆して8着に食い込んだ。その後は放牧を挟み、3走前の鶴舞特別を4馬身差、前々走の阪神競馬場リニューアルオープン記念を5馬身差で圧勝。一気に本格化ムードを漂わせている。前走の天皇賞(春)は11着に大敗したが、相手が強かったことに加え、差し有利の展開も堪えた印象。GIIIなら巻き返し必至だろう。

 近年、青森産馬の活躍はめっきり減った。JRAのGI制覇は01年の阪神JFのタムロチェリーが最後。地方ではキョウエイギアサルサディオーネなどがビッグレースを制しているものの、中央では北海道組に圧倒されている。ここで「期待の星」ハヤテノフクノスケが20年のダイヤモンドSのミライヘノツバサ以来、青森産として5年4カ月ぶりのJRA重賞制覇となるか。是非とも故郷を喜ばせる熱い走りを見せてほしい。

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