先週のG1・
宝塚記念を
メイショウタバルで制した
武豊騎手(56)=栗東・フリー=が18日、函館競馬場で調教に騎乗した。早朝にスタンドに姿を見せると、函館に滞在している多くの関係者から「おめでとうございます」と声をかけられ、そのたびに笑顔で応じていた。
改めて報道陣からも感想を問われると「本当にうれしかったね。状態はめちゃくちゃ良かった。うまく折り合いがついて、馬場がかみ合えば一発狙えるとは思っていたけど、それにしても強かった」と7番人気ながら、3馬身差で完勝した相棒の走りをたたえた。
もっとも「つかみどころがない馬。返し馬の時には(折り合いが)ヤバイと思った」と“本番”での冷静な手綱さばきとは違って、レース前は気が気でなかったよう。それでも「その分、慎重に行ったのが良かったかな。1、2角ではかんでいたんだけど、3角からハミが抜けてくれた。やっぱり折り合いって大事だね」とレジェンドはしみじみと語っていた。
提供:デイリースポーツ