4日、京都競馬場で行われた第171回
天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)は、中団から脚を伸ばしてゴール前の接戦も制した
D.レーン騎手騎乗の1番人気
ヘデントール(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)が、後方から追い上げた6番人気
ビザンチンドリーム(牡4、栗東・
坂口智康厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分14秒0(良)。
さらに3馬身差の3着に4番人気
ショウナンラプンタ(牡4、栗東・
高野友和厩舎)が入った。なお、2番人気
サンライズアース(牡4、栗東・
石坂公一厩舎)は4着に、3番人気
ジャスティンパレス(牡6、栗東・
杉山晴紀厩舎)は6着に終わった。
勝った
ヘデントールは、父
ルーラーシップ、
母コルコバード、
その父ステイゴールドという血統。GI初挑戦となった昨秋の
菊花賞で2着と好走し、今年初戦のダイヤモンドSを4馬身差で圧勝。1番人気に支持されたここでも力を見せて見事GI初制覇を果たした。鞍上の
D.レーン騎手は今回の来日初週でGIを制覇。先週4月27日には香港の
クイーンエリザベス2世Cで
タスティエーラを勝利に導いている。
【天皇賞】1905年に横浜の日本レースクラブが、明治天皇より「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜され創設した「
エンペラーズカップ」が前身である。翌年以降は7つの競馬倶楽部で「帝室御賞典競走」が実施されたが、37年の日本競馬会誕生を機に春が阪神、秋が東京に変更。戦争による中断を挟み47年春、「
平和賞」で復活し、同年秋から現在の「天皇賞」に改称され、春は京都、秋は東京で開催される。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ヘデントール(牡4)
騎手:
D.レーン厩舎:美浦・
木村哲也父:
ルーラーシップ母:
コルコバード母の父:
ステイゴールド馬主:キャ
ロットファーム
生産者:ノーザン
ファーム
【全着順】
1着
ヘデントール 1人気
2着
ビザンチンドリーム 6人気
3着
ショウナンラプンタ 4人気
4着
サンライズアース 2人気
5着
マイネルエンペラー 8人気
6着
ジャスティンパレス 3人気
7着
シュヴァリエローズ 9人気
8着
ブローザホーン 5人気
9着
ワープスピード 11人気
10着
プラダリア 10人気
11着
ハヤテノフクノスケ 7人気
12着
ウインエアフォルク 15人気
13着
リミットバスター 14人気
14着
ジャンカズマ 12人気
15着
アラタ 13人気
<
天皇賞(春)ダイジェスト>
※
スーパープレミアムコースでは全レースのフル映像のほか、各場毎のダイジェスト映像をご視聴いただけます