東京11Rの第70回
京王杯スプリングカップ(4歳以上GII・芝1400m)は2番人気
トウシンマカオ(
横山武史騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分18秒3(良)のレコード。1馬身半差の2着に1番人気
ママコチャ、さらに1馬身差の3着に3番人気
ロジリオンが入った。
トウシンマカオは美浦・
高柳瑞樹厩舎の6歳牡馬で、父
ビッグアーサー、
母ユキノマーメイド(母の
父スペシャルウィーク)。通算成績は23戦8勝。
レース後のコメント
1着
トウシンマカオ(
横山武史騎手)
「能力はGI級だと思っていたので、まずは勝ててホッとしています。レコードタイムが出ているなという感じはあまりしませんでした。1400mであまり得意と言える舞台ではなかったのですが、何とか折り合いもつきましたし、終いの弾け方はとても良かったです。1400mですから、とりあえず折り合いがメインになると思っていました。想像より上手くいきました。陣営の方々も、
高松宮記念を使ってから大事に調整して下さったので、それがいろいろと生きてくれたかなと思います。まずは馬が無事なのが最優先ですし、厩舎の方といろいろ話して、今後さらに良いプランを考えていければ良いなと思っています」
(
高柳瑞樹調教師)
「右に張るようなところがありましたが、ジョッキーが上手く乗ってくれました。枠も流れも、ポジションも良かったと思います。オーナーとも話をしましたが、
安田記念は使わずに秋に備えるつもりです。馬の体調を見ながらになりますが、
セントウルSから中2週で
スプリンターズSに向かう予定です」
2着
ママコチャ(
川田将雅騎手)
「体も心も、具合良く迎えられ、最後まで精一杯頑張ってくれました」
3着
ロジリオン(
松山弘平騎手)
「今日は落ち着いて雰囲気も良く、上手にレースをしてくれました。前回は勝ちにいって動いたぶん、最後苦しくなりましたが、今日は道中いいリズムで運べていい競馬ができました。上位2頭は強かったですが、この馬もいい走りでしたし、どこかでチャンスがあると思います」
4着
レッドモンレーヴ(M.ディー騎手)
「リズム重視であの位置になりました。前が止まらないなかでも素晴らしい脚を使ってくれました。今の感じなら1ハロン延ばしてもいいようにも感じました」
5着
シャドウフューリー(
戸崎圭太騎手)
「以前乗ったときよりも、馬がすごく良くなっていました。メンバーが強いなかでも頑張っています。叩いて良くなりそうな雰囲気もありました」
6着
トゥラヴェスーラ(
三浦皇成騎手)
「上手に走ってくれました。ペースが速く、前も止まらない中で、よく間を割って伸びてきてくれました」
ラジオNIKKEI