先週、
皐月賞が終わったばかりなのに、息つく暇もなく
日本ダービーに向けての戦いが始まった。中山と東京、2000メートルと2400メートルと競馬場も距離も異なるため両レースを比較するのは簡単ではないが、首差の2着
ファイアンクランツは一つの指針になる。
0秒2差3着だった
札幌2歳Sの勝ち馬
マジックサンズ(NHKマイルCを予定)は
皐月賞6着。0秒4差の4着だった東京スポーツ杯2歳Sは、勝ち馬
クロワデュノールが
皐月賞2着で、2着の
サトノシャイニングは同5着。あくまで参考程度ではあるが、重賞で戦ってきた相手の
皐月賞成績から世代上位の力があることになり、その馬に勝った
エネルジコも同等か、無傷3連勝であることを考えれば、それ以上の評価ができる。今年から本番までの間隔が1週長くなった恩恵もあり、
青葉賞組は例年以上に注意が必要かもしれない。(東京本紙予想担当・西山 智昭)
スポーツ報知