◆第85回
皐月賞・G1(4月20日、中山競馬場・芝2000メートル、良)
牡馬クラシック第1戦は3歳牡馬18頭によって争われ、2番人気の
サトノシャイニング(栗東・
杉山晴紀厩舎、父
キズナ)は5着だった。勝ちタイムは1分57秒0。
9月に新馬戦を勝ち、2戦目の東京スポーツ杯2歳Sでは
クロワデュノールの2着。今年初戦の
きさらぎ賞を勝って挑んだ大一番だった。03年の
ネオユニヴァース以来22年ぶり7頭目となる
きさらぎ賞馬の
皐月賞制覇を狙ったが、かなわなかった。
勝ったのは3番人気の
ミュージアムマイル(
ジョアン・モレイラ騎手)。2着は1番人気の
クロワデュノール(
北村友一騎手)、3着は4番人気の
マスカレードボール(
横山武史騎手)が入った。
西村淳也騎手(
サトノシャイニング=5着)「1コーナー、向こう正面と何回も当てられてしまいました。エキサイトして落ち着いて、またエキサイトして…。終始ストレスのかかる競馬でした。コーナーでズブさを見せるのはいつものこと。直線では前をとらえられるかと思っただけに、運がなかったです」
杉山晴紀調教師(
サトノシャイニング=5着)「外枠でのロスと、1コーナーのごちゃつきでエキサイトしたのが大きかった。それでも(
ジョバンニと)2頭とも関東への輸送をプラス体重でこなしてくれて、問題なかったのは良かったです」
スポーツ報知