春のクラシック出走が厳しくなった良血馬の敗戦にSNSでは悲鳴が上がっている。19日に行われた中山6R・3歳1勝クラス(芝1800メートル=8頭立て)は、
ノビリシマビジョン(牝3歳、美浦・
青木孝文厩舎、父
フィエールマン)が優勝。母が2015年の2冠牝馬
ミッキークイーンで単勝オッズが1・8倍の1番人気に支持された
ミッキーマドンナ(牝3歳、美浦・
堀宣行厩舎、父
エピファネイア)は惜しくも2着に敗れた。
モレイラ騎手とコンビを組んだ
ミッキーマドンナは少し出負け気味のスタートから道中は後方でじっと我慢。3角では最後方になったが、外からまくるように進出を開始した。1000メートル通過が60秒4のスローペースで、なかなか前も止まらない。上がり3ハロン最速の32秒8で勢いよく外から追い込んできたが、2番手から進めた勝ち馬には1馬身1/4差届かなかった。
ミッキーマドンナは昨年8月の新馬戦で勝ち上がったものの、それ以降は
芙蓉S3着、
セントポーリア賞2着、フラワーC5着と2勝目を挙げることが出来なかった。デビューが遅かった半姉
ミッキーゴージャスは2連勝で
オークスに駒を進めたが、14着に大敗。その後は
愛知杯で重賞初制覇を飾っている。
良血馬の敗戦に「またも勝ちきれず」「モレイラさんですら全く乗りこなせてない」「悔しい2番手入線まで」「最後方でも危うい
テンションだった」「モレイラじゃなかったら掲示板すら怪しかったな」「大箱向きなんすよ」「Cコース替わりであの位置からでは届かないよ」「クラシック間に合わずか~」「もうちょっと長い距離の方がいい?」「あっかーん
ミッキーマドンナ届かない」「そりゃ届かんか」などの声が上がっている。
スポーツ報知