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【皐月賞】(1)ニシノエージェント 舞台経験生かす!千葉師「枠は大歓迎。ロスなく運ぶことができる」

スポニチ
  • 2025年04月18日(金) 05時30分
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 牡馬クラシック第1弾「第85回皐月賞」の出走馬18頭と枠順が17日、確定した。過去10年でトップタイの2勝を挙げている1枠1番に入ったニシノエージェントに注目。中山芝は今週からCコース替わり。例年ならBコース3週目に行われる大一番だが、今年は内柵を外側に移動して行われる。インをロスなく回れる内枠有利になりそう。同じCコース開催だった京成杯を制したエージェントにとって舞台経験が生きるはずだ。

 木曜の午後2時過ぎに確定した皐月賞の枠順。1番枠に入ったニシノージェントを管理する千葉師の表情は明るかった。「内枠が欲しいと思っていたので、この枠は大歓迎」。3冠馬コントレイル(20年)や、エージェントと同じ京成杯Vから皐月賞馬になったソールオリエンス(23年)と同じ最内枠。「ロスなく運ぶことができる。ジョッキー(津村)がうまい具合に立ち回って、折り合いをつけてくれると思う」と指揮官はレースを思い描いた。

 86年以降はBコースで施行されていたが、今年は初となるCコース開催。芝は3月1週目からの連続開催で使い込まれ、荒れた内の部分は仮柵の移動(先週から3メートル外)によりカバーされる。比較的、馬場のいい内側をロスなく立ち回れる内枠勢に有利になりそう。

 同じCコースだった前走の京成杯は中団から鮮やかに差し切り、11番人気で大金星V。前々走の未勝利戦(中山芝1800メートル)では先団から押し切った実績もある。展開を問わない自在性も魅力。「どこからでも競馬ができる馬。外の馬たちを見ながら(内の)好位で運びたい」と指揮官は意気込みを口にした。

 出走メンバー中、中山芝2000メートル戦で勝ち星のある馬は2歳王者クロワデュノール(ホープフルS)やファウストラーゼン(弥生賞ディープ記念)など5頭いるが、ニシノエージェント以外は仮柵のないAコースで勝っていた。貴重な舞台経験を生かし、前走の激走がフロックではないことを証明する。

 ▽中山芝Cコース 皐月賞は近年、内ラチから3メートル外に内柵を置くBコースの3週目で施行されていたが、今年は内柵をさらに3メートル外に置くCコースで行われる。例年のBコースと比べて1周の距離(内回り)は1686メートルから18・8メートル長くなり、幅員は3メートルも狭くなる。かつてCコースの中山芝2000メートル戦はフルゲートが17頭だったために皐月賞を行うことができなかったが、今年から18頭に変更されている。

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