4月27日に京都競馬場、芝1600mで行われる
マイラーズカップ。このレースに出走を予定している
ジュンブロッサム(栗東・
友道康夫厩舎)が今朝17日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
友道厩舎の牡馬といえば、CWで併せ馬が定番のような形だが、この馬に関しては3勝クラスのレース以降、ずっと追い切りは単走。富士Sを勝った時も単走だったので、この形は全く問題ない。ただ、今回は前走
マイルCSの時の追い切りとは少し変化をつけていて、先週に引き続き今週もCWへは正面から入場するものの、向正面に入ってもゆったりしたラップを踏むようにしている。
そんなこともあり、今週も6F標識から5F標識の区間は20.6秒。その後もそこまで速いラップは踏まず、4コーナーで少し加速して、最後の直線に向いたらトップスピードに乗せる感じ。乗せるといっても、強く促すことはなく、馬自身が自分でギアをトップに入れて走る感じ。ゴール前は機敏なフットワークで駆け抜けていった。
時計は6F89.3~5F68.7~4F52.8~3F36.6~2F21.8~1F10.7秒。素晴らしい瞬発力を見せているだけに、京都の開幕週、絶好の馬場状態になれば、この馬本来のポテンシャルが発揮できそうだ。
(取材・文:井内利彰)