「
ドバイターフ・UAE・G1」(5日、メイダン)
昨年の
マイルCS覇者で4番人気の
ソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江)が、香港のG1・10勝馬
ロマンチックウォリアー(セン7歳、香港)と大接戦を制してG1・2勝目を飾った。直線で先に抜け出した1番人気の
ロマンチックウォリアーを猛追。長い写真判定の末、
ソウルラッシュに軍配が上がり、1着賞金290万ドル(約4億5500万円)を獲得した。
池江泰寿調教師は海外G1初勝利。3着に9番人気の
マルジュームが入り、3連単は10万1580円となった。
初コンビで大金星をつかんだC・デムーロは昨年のこのレースに
ナミュールで臨み、鼻差2着の惜敗。「去年も私は勝ったと思ったのですが、きょうは私の方がラッキーでした。今年の方が去年以上に勝ったと思いました」と激戦を振り返った。
ロマンチックウォリアーを撃破する価値ある勝利。「世界最強の芝馬に勝ててうれしい。日本の馬でもっとドバイで勝ちたい」と力を込めた。
ロマンチックウォリアーが芝で敗れるのは23年10月のターンブルS以来。その後8連勝して前走のサウジCではダートに初挑戦。
フォーエバーヤングと歴史的名勝負の末に2着に敗れたが、香港の英雄はまたしても日本馬に屈した。
その他の日本馬は、
武豊騎乗の
メイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋)が5着。ルメール騎乗の
ブレイディヴェーグ(牝5歳、美浦・宮田)は7着。川田騎乗の
リバティアイランド(牝5歳、栗東・中内田)が8着だった。
提供:デイリースポーツ