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“競馬ヘッドマーク”でお馴染み 阪神開催を外から支える阪急電鉄を直撃

  • 2025年03月31日(月) 08時00分
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 スタンドリニューアル工事のため、約1年間休催していた阪神競馬場が3月1日に再開した。そんな同競馬場での開催をファン輸送の面から支えているのが阪急電鉄株式会社。ターミナルの大阪梅田駅、神戸三宮駅などから最寄りの仁川駅へ。マルーン色といわれる独特の茶色い電車が特徴の同社に、競馬との関わりを尋ねてみた。

 大阪梅田駅から特急で2つ目の西宮北口駅で乗り換え、今津線で3駅進むと仁川駅に着く。同駅から阪神競馬場までは、専用連絡通路で5分ほど。かつて存在した臨時ホームは利用客の減少によって2013年に使用終了したが、現在も開催日となれば多くの競馬ファンが乗降。ホーム案内係員の増員、普通・臨時急行列車の運行などを行い、快適かつ安全に利用できる取り組みを行っている。

 阪急電鉄は競馬との“コラボ”も実施している。ヘッドマーク掲示はお馴染みの光景。阪神競馬場の大一番となる宝塚記念、冠競走の阪急杯をはじめ、大阪杯桜花賞朝日杯FS、阪神JFの各レースが行われる時期には、過去の勝ち馬をあしらったヘッドマーク(飾り看板)を列車先頭部に掲げている。ほかにも、13年~19年には阪神競馬場でアウトドアに主幹を置いたイベントピクニックガーデンフェスタ」、22年・23年には10月14日の鉄道の日に合わせコラボフェスを開催した。

 いよいよ今週末は、春の中距離王者を決する大阪杯リニューアル後、最初のGI競走とあって、仁川駅は多くの利用が見込まれる。同社は「これからも、お客様に安全・安心・快適に当社線をご利用いただけるように、列車運行および駅施設の運営を行っていきます」とコメント。加えて、「競馬開催期間に運行しているヘッドマーク付き車両にもご注目ください」とアピールした。利用客に親しまれるマルーン色の電車は、今後も競馬場の外から開催を支えていく。

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