中山11Rの第99回
中山記念(4歳以上GII・芝1800m)は2番人気
シックスペンス(
C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分44秒8(良)。ハナ差の2着に3番人気
エコロヴァルツ、さらに1馬身1/4差の3着に1番人気
ソウルラッシュが入った。
シックスペンスは美浦・
国枝栄厩舎の4歳牡馬で、父
キズナ、
母フィンレイズラッキーチャーム(母の父
Twirling Candy)。通算成績は6戦5勝。
レース後のコメント
1着
シックスペンス(
C.ルメール騎手)
「すごく良い脚を使ってくれました。今日はプラス10キロで心配しましたが、彼の反応がとても良かったです。冷静に走らないといけないですね。今日はフレッシュで、1コーナー、2コーナーまで引っ掛かりましたが、向正面から良いペースで落ち着いたので、息が入りました。
リラックスできたので、最後はよく走ってくれました。(レコードタイムは)ちょっとビックリしますね。やはり良い馬です。だんだんと良くなっています。今日はすごく良いメンバーでしたから、もしかしたらGIレベルで良い結果を出せると思います」
2着
エコロヴァルツ(
M.デムーロ騎手)
「馬の状態がとても良くて、レースの内容も完璧でした。私が騎乗して新馬戦を勝った時から、よくここまで成長してくれたものだと思います」
3着
ソウルラッシュ(
団野大成騎手)
「課題は4つのコーナーと1800メートルでしたが、返し馬で、馬の具合が凄く良くて、これなら大丈夫だと思いました。道中もスムーズでしたし、勝てるレベルだったのですが、負けたのは私の力の無さです」
4着
タイムトゥヘヴン(
田辺裕信騎手)
「気持ちの切れるところのある馬なので、イライラさせないようにして、活気ある状態で臨みたかったのですが、調教の雰囲気がとても良かったです。前有利な中、展開的にどうかと思っていましたが、凄い脚を使ってくれました。中山はパフォーマンスが一番良いですね。悲観する内容ではありません」
5着
クルゼイロドスル(
荻野極騎手)
「良い状態でしたから、自信をもって臨みました。道中はガマンもきいて、やめることなく走りきってくれました」
9着
マテンロウスカイ(
松永幹夫調教師)
「スタートは決まりましたが、周りが速かったです。力勝負は分が悪いですね。次走は馬の様子を見ながら決めたいと思います」
12着
アルナシーム(
藤岡佑介騎手)
「馬の具合はとても良かったです。枠的に内へ潜り込めませんでした。それに、向正面から自力で脚を使うことになり、その分、最後は苦しくなりました」
ラジオNIKKEI