◆ルージュルリアン(24日・吉田)

　先週の併せ馬では僚馬に手応えで見劣りしたルージュルリアン(牝3歳、栗東・藤原)が、この日の栗東坂路では単走で終始軽やかな走りを披露。4F53秒2-12秒4を馬なりで記録した。デビュー2戦目の前走は1番人気で5着に終わったが、状態面の伸びしろはまだ見込める。土曜京都5R・3歳未勝利(芝1800m)を予定しており、注目したい。

◆ラオラシオン(24日・常木)

　土曜京都11R・ユニコーンS(ダート1900m)へ出走するラオラシオン(牡3歳、美浦・斎藤誠)は、1番人気に支持された前走の伏竜Sで4着。師は「鞍上との呼吸が合わず、中途半端な競馬になってしまった」と振り返る。「(今回は1勝クラスを)勝った岩田望に戻るし、いい感触をつかんでくれている。ここまで思い描いた通りに成長しており、重賞でもチャンスはあるはず」と期待を寄せていた。

◆ポエットリー(24日・赤木)

　日曜京都6R・3歳1勝クラス(芝1400m)に出走するポエットリー(牝3歳、栗東・平田)は18日の栗東坂路で4F51秒3-11秒8の好時計をマークすると、この日も余力十分に同52秒8-12秒2。攻め気配の良さが目につく。「相変わらず動きはいいね。前走(フィリーズレビュー11着)は重賞でポジションも後ろからになって厳しかったが、今回は自己条件。スッと流れに乗れれば楽しみ」と師の口調にも力が入っていた。

◆ガールズレジェンド(24日・武山)

　日曜東京7R・4歳上1勝クラス(芝2000m)に出走するガールズレジェンド(牝4歳、美浦・金成)は短期放牧明けでも好仕上がり。陣営は「以前はひ弱さがあったが、ようやく成長してトモがパンとしてきた。晩成血統だけれど、軌道に乗ってきました」と好感触をつかむ。前走で3着好走と、既にクラス卒業のメドは立っているうえ、さらなる良化が見込めるとなれば好勝負は必至だろう。

◆ドゥレッツァ(24日・掛札)

　栗東で滞在調整しているドゥレッツァ(牡4歳、美浦・尾関)がこの日、日曜京都11R・天皇賞(春)(芝3200m)に向けてCWで追い切った。時計は6F81秒9-37秒3-11秒7(仕掛け)。回転の速いフットワークで、動きには力強さもあった。毛ヅヤも良く映り、大一番に向けてきっちりと仕上がっている。

◆ブローザホーン(24日・紺谷)

　日曜京都11R・天皇賞(春)(芝3200m)を予定しているブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡)がこの日、菅原明を背に栗東坂路で追い切られ4F55秒0-13秒3(仕掛け)を記録。数字そのものは目立たないが、素軽さ十分の動きを披露した。阪神大賞典3着後の調整も順調で、臨戦態勢は整っている。

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提供：デイリースポーツ