JRA育成の2歳馬調教セリ「第20回
JRAブリーズアップセール」が23日、中山競馬場で行われ、上場された全76頭が売却された。2年ぶりに売却率100%を達成。売却総額は前年を上回る8億4766万円(税込み、以下全て)だった。最高額は昨年の
セントライト記念を勝った
レーベンスティールの半弟「
トウカイライフの22」の2970万円。父は新種牡馬
ナダルで木村美惠子氏が落札した。牝馬最高額も新種牡馬の
ミスターメロディを父に持つ「
ルミノハレブタイの22」。2145万円で福盛訓之氏が競り落とした。
今年の特徴としては、現役時代にダートで活躍した種牡馬の産駒が高値を付けた。新種牡馬
ルヴァンスレーヴの牡馬「
ハートフルデイズの22」が全体2位の2640万円。本田恒雄氏が射止め、管理予定の和田雄師は「調教時計が良かったし、もちろん血統にも魅力があります。まずはトレセンに運んで様子を見ます。昨年は(自身が)脳梗塞のためセリに参加できなかったので感慨深いですね」と笑顔だった。
スポニチ