春の福島開催は最終週を迎える。
20日の土曜メインは芝1800メートルで行われる「第21回
福島牝馬S」。一長一短なメンバー構成で人気すら読みにくいが、中心は
中山牝馬S組。
シンリョクカはその前走で3着と久々に馬券圏内に好走。インを器用に立ち回り、近走で試している好位での競馬が実を結びつつある。22年阪神JFでは後の牝馬3冠
リバティアイランドから0秒4差の2着に頑張った素質馬。復調ムードが漂うここが狙い目か。
中山牝馬S4着
フィールシンパシーも侮れない。3走前の
ターコイズSで2着に好走しており、序盤から前で戦える脚質が福島コースにマッチしそうだ。同5着
コスタボニータは牝馬限定重賞で3着が3回。安定感なら今メンバー随一だろう。
別路線組では
初富士S(1着)から挑む
グランベルナデットを警戒。1分59秒2の勝ち時計が優秀だった。昨年は
スルーセブンシーズが制した出世レースから初タイトルを目指す。
スポニチ