Ｇ１・２勝など名スプリンターとして活躍したフラワーパークが６日午前８時４０分にけい養先の北海道平取町のスガタ牧場で老衰のため死んでいたことが７日、分かった。３２歳だった。

　同馬は９５年にデビュー。９６年にシルクロードＳで初重賞勝ちを収め、続く高松宮杯でＧ１初制覇。同年秋のスプリンターズＳでエイシンワシントンとの激闘を制し、その年のＪＲＡ最優秀短距離馬、最優秀父内国産馬に輝いた。

　同牧場代表取締役の白瀬善直氏は「全然、病気もしたことはなかったですし、エサも食べていたのですが突然でした」と振り返った。余生を過ごしていた同牧場は現在は見学を中止しているが、コロナ禍前には大勢のファンが足を運んでいたそうで、同氏は「根強いファンがいて夏場はすごかったですね」と語った。

提供：デイリースポーツ