牝馬3冠の第1ラウンド「第84回桜花賞」。昨年の阪神JFを制した2歳女王アスコリピチェーノ、同2着ステレンボッシュ、アルテミスS勝ちチェルヴィニアなど関東馬のタレントが豊富。関西馬が意地を見せるか注目したい。

　本命はチューリップ賞を制したスウィープフィートに託す。前走は武豊と初コンビ。道中は後方でリズム重視のレース運び。勝負どころの4角手前で外からポジションを押し上げると、次元の違う末脚で突き放した。課題の折り合い面も無事にクリア。精神面の成長を感じさせる強い勝ちっぷりだった。

　前走後は放牧で心身ともにリフレッシュ。帰厩後は坂路で軽快に動けており、ここへ向けて出来はさらに上向いている印象だ。当レース歴代最多5勝を挙げる武豊がG1制覇へ導く。馬連(7)→(2)(8)(9)(12)(18)へ。

スポニチ