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【阪神牝馬S予想】春のマイル女王目指す乙女たちの競演 GIへの直行切符をつかむ馬は

  • 2024年04月06日(土) 06時35分
 阪神競馬場外回りBコースを使って行われる牝馬限定の別定重量GIIマイル戦。優勝馬にはヴィクトリアマイルへの優先出走権が与えられる重要なステップレースで、本レースが現行条件で行われるようになってからの過去8回で、このレースをステップに挑んだ馬は[3-3-4-47]。見逃せないレースとなっている。ちなみに、過去8回で1番人気馬は[2-2-1-3]で推定上がり最速馬は[1-4-0-4]。同6位以下馬も3勝2着2回3着2回と健闘しており、一瞬の脚というよりも持続力が求められるコースだ。

 ◎マスクトディーヴァローズステークスをレコード勝ち。秋華賞は勝ったリバティアイランドを上回る末脚で2着。3着ハーパー以下には決定的な差をつけた。前走の東京新聞杯は、秋華賞以来の実戦で馬体重10kg増。スタートで大きく出遅れ、向こう正面でなんとかリカバリーし、最後は大外から差を詰めたものの前が止まらなかった。初めて経験するマイルの流れも厳しかったか。2度目のマイル戦で前進期待。

 〇ウンブライルNHKマイルC2着馬。そのレースのあと脚部不安を発症し、9か月振りの実戦となった前走の東京新聞杯は馬体重22kg増で、勝ち馬から0.6秒差9着。道中はやや促されながらの追走で、さすがに久しぶりを感じさせる内容だったが、最後の直線で行き場を失いそうになりながらも最後まで諦めない内容は着順イメージほど悪い内容ではなかった。叩かれた上積みに期待したい。

 ▲ドゥアイズは阪神JF3着馬で桜花賞5着。ここまで2000m未満のレースに限れば[2-4-1-1]と崩れていない。前々走のリゲルSは年長牡馬との初対戦にもかかわらず1番人気2着。前走の洛陽Sは紅一点の出走で新馬戦以来の勝利を記録した。決め手勝負になれば分が悪そうだが、体重を減らさないのは好材料。立ち回りの上手さを生かしたい。

 △サブライムアンセムは昨年の2着馬。なかなか気難しい馬だが3歳春にはフィリーズレビューに勝っているくらいだからスピード能力が高い。同じくフィリーズレビューの優勝馬△シングザットソングと充実著しい△モリアーナはこの距離でも侮れない。

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