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【大阪杯】先行押し切りベラジオオペラでG1初タイトル 上村調教師は戦前に横山和生騎手と協議「全く同じ作戦だった」

スポーツ報知
  • 2024年03月31日(日) 16時46分
◆第68回大阪杯・G1(3月31日、阪神・芝2000メートル、良)

 2017年にG1昇格した古馬中距離戦は16頭立てで争われ、2番人気で横山和生騎手騎乗のベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が2番手から最後の直線で抜け出すと、迫ってきた後続をしのぎきり、押し切った。昨年のスプリングSチャレンジCに続く重賞3勝目で、G1初制覇を飾った。上村調教師も19年の開業以来、G1タイトルは初。昨年の日本ダービーでタイム差なし4着だったが、同世代の皐月賞ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラを直接対決で下した。勝ち時計は、1分58秒2。

 2着は3番人気のローシャムパーク(戸崎圭太騎手)、3着は11番人気のルージュエヴァイユ(菅原明良騎手)だった。

 上村調教師(ベラジオオペラ=1着)「率直にうれしいです。先週からのこと(雨による調教コースの悪化)があったので、急きょ(最終追いを)木曜にした。それが正解だった。昼に(横山和生)ジョッキーと2人で意見のすりあわせをしましたが、全く同じ作戦だったので、それでいこう、と。ハナでもかまわないという覚悟はしていた。操作性が高い馬で、折り合いもついた。ゴーサインを出してから、外からのプレッシャーにも負けずに、よくしのいでくれました。内心ヒヤヒヤしながら、ゴールでは勝ったと思いました。この馬で何とか初のG1をと思っていましたが、勝ててよかったです。ジョッキーもダービーから手綱を執ってもらって、悔しい思いをしていた。このコンビでG1をと、前から思っていました。もう一度立て直して、馬の力を引き出して、次のG1に向かいたいです」

スポーツ報知

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