スマートフォン版へ

【大阪杯予想】春の古馬中距離王を決する一戦 立ち回りの器用さが勝負を分ける

  • 2024年03月31日(日) 06時35分
 阪神内回りコースを使用する2000m戦で、2017年からGI競走に格上げされた定量戦。瞬発力よりもロングスパートに耐えられる持久力や立ち回りの器用さが求められるケースが多く、GI格上げ後の過去7回で上がり3ハロン最速馬は[1-3-1-5]。ちなみに1番人気馬は[2-1-2-2]だ。

 ◎タスティエーラは、弥生賞に勝って皐月賞2着のち日本ダービーに勝った。2着だった菊花賞から18kg増の馬体重で挑んだ前走の有馬記念は、この馬にとって距離もやや長かった印象だが、枠順にも恵まれなかった。6つのコーナーを外目でまわり、最後の直線では外から伸びかけたところで不利を受けた。それでも、最後は再び差を詰めており、能力の高さを示した。今回は有馬記念以来だが、菊花賞日本ダービー以来だった。割り引く必要はなさそうだ。

 〇ローシャムパークオールカマー、そして函館記念優勝馬。オールカマーではタイトルホルダーをあっさりと突き放したように能力はGI級だ。瞬発力には欠けるかわりに長く良い脚を使えるタイプで、ここまでJRAでは[6-2-1-1]。前走の香港Cは初の海外遠征ということもあって力を発揮できなかったが、帰国後はここを目標に調整されてきた。傷んだ馬場は、むしろ得意。逆転を狙う1頭だ。

 ▲ベラジオオペラは不敗のままスプリングSを制して日本ダービーは勝ち馬と同タイム4着。日本ダービーのあとは菊花賞を目指したが、夏負けが尾を引いてクラシック最終戦を回避。復帰戦となったチャレンジCは早めに抜け出して後続の追撃をハナ差で封じ込め、前走の京都記念はメンバー最速の末脚で追い込んだものの0.1秒届かなかった。ロードカナロア産駒だけに1ハロンの距離短縮はプラスと判断したい。

 △ソールオリエンス皐月賞馬。日本ダービーは同タイム2着で、菊花賞は3着だから世代トップクラスの能力だ。前走の中山記念はメンバー最速の末脚を繰り出したものの4着。上記の馬たちと能力差は感じないが、やや伸び悩んでいるように見える。

 良血で底を見せていない△ミッキーゴージャスと、同世代牝馬では上位△ハーパーも抑えたい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す