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【AI予想・大阪杯】関西馬が圧倒も地力の高い関東馬には要注意!? 本命候補は人気薄3頭で波乱を示唆

  • 2024年03月25日(月) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日にダービー卿CT(GIII)と日曜日に大阪杯(GI)が行われます。その中から阪神競馬場で行われる大阪杯を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の大阪杯での所属別成績を見ていきます。過去10年の大阪杯では関西馬が10勝2着9回3着9回と圧倒。関西馬は輸送の負担が少ないですし、地元の利を活かして結果を残していると考えられます。

 対して、関東馬は2着1回3着1回と苦戦しています。関東馬で馬券に絡んだのは23年スターズオンアースと20年ダノンキングリー。この2頭はGIでの連対実績のある馬。関東馬に関しては実力の高さを証明している事が好走するための条件と言えそうです。

 続いては、過去10年の大阪杯における前走着順別の成績です。過去10年の大阪杯では前走5着以内の馬が8勝2着8回3着9回と良績を残しています。前走である程度の結果を残し、近況のリズムに狂いのない馬が結果を出していると言えそうです。

 一方、前走6着以下の馬は2勝2着2回3着1回と苦戦傾向にあります。馬券に絡んだ5頭にはGIで4着以内に入った実績がありました。前走で掲示板に載れていない場合、GIで好走できるほどの地力がなければ巻き返しは難しいと言えるかもしれません。

 それでは早速ですが、今週の大阪杯でAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆本命候補は人気薄で波乱を示唆

ハーパー

 前走の有馬記念(GI)では好スタートから果敢に先行しましたが、4コーナー付近で手応えが怪しくなり9着。それでも勝ち馬とは0秒7差でしたし、ハーパーは当時3歳牝馬。古馬の一線級が相手だった事を考えれば善戦したと言えるのではないでしょうか。

 昨年の牝馬クラシックではオークス(GI)2着、秋華賞(GI)3着と好走。これまでGIタイトルは獲得していませんが、高い地力がある事はすでに証明しています。前走の芝2500mから実績のある芝2000mに距離が短縮されるのも好材料。年齢的にも上積みが見込めそうですし、条件が好転する事も考えれば変わり身を見せる可能性は十分にあるのではないでしょうか。想定オッズでは人気はなさそうですが、実力や実績を考えれば注意が必要な1頭になりそうです。

キラーアビリティ

 前走はサウジアラビアで行われたネオムターフC(G2)に出走。道中は内々をロスなく立ち回り、直線に向くとジリジリと脚を使って2着に好走。ヨーロッパのG1勝ち馬も出走していた中、負けはしたものの連対を確保した事は十分に評価できる内容だったと言えそうです。

 キラーアビリティ父ディープインパクトディープインパクト産駒は過去10年の大阪杯で6勝2着3回3着5回。単勝回収率278%、複勝回収率100%と良績を残している点は見逃せません。昨年の大阪杯では展開に恵まれず結果を残せていませんが、2歳時にホープフルS(GI)を勝っているように地力は高い馬です。今回、人気薄での出走となりそうですが、適性面や地力を考えれば侮れない1頭と言えそうです。

ハヤヤッコ

 今年で8歳となる本馬ですが、前走の金鯱賞(GII)4着と好走。先着を許したのはプログノーシスドゥレッツァヨーホーレイクなどGIでの好走実績のある実力馬でしたし、2着とは0秒3差だった事を思えば十分な内容だったのではないでしょうか。昨年12月の中日新聞杯(GIII)では2着と結果を残していますし、年齢的な衰えは感じられません。

 昨年の函館記念(GIII)では今回人気が予想されるローシャムパークと僅差の競馬。ローシャムパークとは斤量差がありましたし、それを思えばほぼ互角と言える内容。ハヤヤッコは人気薄での出走が濃厚ですが、人気ほど能力に差はないように思えます。差し脚質で展開次第の面はありますが、流れが向けばアッと驚く激走があるかもしれません。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

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