マッドクールを所有するサンデーレーシングは延べ12頭目の出走で
高松宮記念初制覇。これまでは07年
ペールギュント、09年
スリープレスナイト、20年
グランアレグリアの2着が最高着順だった。
既に
中山グランドジャンプ、
中山大障害も勝ち鞍(いずれも04年
ブランディス)があり、馬主として平地と障害を合わせた
JRA・G1全26レース完全制覇の偉業を成し遂げた。
吉田俊介代表は頭差の勝利に、まずは安堵(あんど)の表情。「スタートが良く、1頭分だけ馬場の悪くない最内を走れた。最後はさすが
ナムラクレア。ヒヤヒヤしましたが、完璧に乗ってくれました」と喜びを口にする。今後に関しては「海外など選択肢はいろいろあります。これから考えたい」と話すにとどめた。
JRA・G1制覇は昨年
ホープフルS(
レガレイラ)以来、通算76勝目で06年から19年連続に伸びた。
スポニチ