「
日経賞・G2」(23日、中山)
もう銀メダルはいらない。
京都大賞典、チャレンジC、AJCCと3戦連続2着の
ボッケリーニは20日、栗東坂路で最終調整。ハツラツとした動きで4F54秒0-39秒5-12秒0をマークし、急勾配を力強く駆け抜けた。
見届けた池江師は「上がり重点でしたけど、動けていましたね。どんどん良くなっている感じがします」と納得の笑みを浮かべた。今年で8歳を迎えたが、老いてますます盛ん。衰えた様子は全く見られない。
当初は次週の
大阪杯と両にらみだったが、「メンバー的なことも考えて、よりチャンスの高い方へ」と出走を決断した。2着続きは近走だけでなく、
日経賞でも2年連続で
タイトルホルダーの2着に敗れている。ただ、その天敵は引退して今年は不在。G1馬がいないメンバー構成なら、正直負けるわけにはいかない。
提供:デイリースポーツ