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【高松宮記念】ハイレベルなステップレースで2着も強さ見せた5歳牝馬 距離短縮でさらに上昇だ

スポーツ報知
  • 2024年03月19日(火) 06時00分
◆第54回高松宮記念・G1(3月24日、中京・芝1200メートル)

 春G1シリーズ開幕戦、第54回高松宮記念は24日、中京・芝1200メートルで行われる。ヤマタケ記者が必中をかけて担当する今週の「考察」は前哨戦編。京都牝馬Sで2着に敗れたナムラクレアの強さに注目した。

 今年のステップレースで最もハイレベルだと感じているのは阪急杯オーシャンSの両トライアル、過去10年で5頭の勝ち馬を出しているシルクロードSではない。京都牝馬Sこそ注目の一戦だ。

 前述した各レースのメンバーの重賞勝ち馬、その勝利数(レース前)を算出してみた。

阪急杯=2頭(3勝)

オーシャンS=5頭(6勝)

シルクロードS=4頭(5勝)

京都牝馬S=7頭(17勝)

 京都牝馬S組が他を圧倒しており、牝馬限定戦も17勝中6勝のみ。相手に恵まれた勝利ではない。

 そのなかで“強さ”を感じたのが2着のナムラクレアだ。勝ったソーダズリングが馬群を割るように伸びてきたのに対し、浜中が「あくまで前哨戦のイメージ」と振り返るナムラは勝負どころからその外を回る形。2頭ともに33秒台の上がりを繰り出す瞬発力も必要な競馬でロスがあり、しかもソーダズリングより1キロ重い56キロを背負いながら首差2着なら上出来だ。

 もともと、ここは本番からの間隔を逆算しての始動戦。「1400メートルもこなせるけど、ベストは1200メートルです」と浜中が説明するように舞台も好転する。十分に評価できる一戦だ。(山本 武志)

スポーツ報知

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