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【フラワーC予想】春の牝馬クラシックにつながる一戦も 秋に飛躍する馬を探したいレース

  • 2024年03月16日(土) 06時35分
 桜花賞に向かおうとすれば中2週。フローラSまでは中4週。舞台となる中山競馬場1800mコースは、スピードと瞬発力を要求される桜花賞やスタミナと底力を問われるオークスとは異質なものを求められるケースが多く、昨年2着ヒップホップソウル、一昨年のスタニングローズなど、むしろ紫苑Sとの関連性が高いか。過去10年間で前走重賞組は[1-5-1-29]でオープン特別組が[0-1-1-5]。ここをステップに秋に飛躍する馬を探したいレースだ。

 ◎ミアネーロは中山競馬場芝1800m新馬戦優勝馬。この時は若干の出負けをすぐにリカバリーし、最後は楽に抜け出すかと思ったところ若さを出して2着馬を弾き飛ばした。その2着馬は次走未勝利を楽勝し、フリージア賞も勝った。本馬は2戦目「菜の花賞」でも最後の直線で若さを出したものの、ゴール前では再び伸びて、勝負に対するこだわりを見せた。ファンタジーS勝ち馬ミスエルテの半妹。粗削りは成長の余地の裏返しだ。

 〇フォーザボーイズは東京競馬場芝1800m未勝利戦優勝馬。スタートは普通だったが、二の脚はやくすんなり好位キープから楽に抜け出して初勝利。ひと息入れた前走の自己条件戦は中山マイルの大外枠で痛恨の出遅れ。後方待機からメンバー最速の末脚で追い込んだが、逃げた馬を捕まえきれなかった。小柄な牝馬だが、どんな位置からでも競馬ができることを証明した。久しぶりを叩かれた上積みも期待できる。

 ▲カニキュルは東京競馬場芝2000m未勝利戦優勝馬。ダッシュつかずに後方からの競馬となったが、直線に向くと力強く伸びた。まだ子供っぽさを残す馬だが中山競馬場芝2000mのデビュー戦は、少頭数だったとはいえ前に馬を置かない形で4つのコーナーを無難にこなしてシュバルツクーゲルの2着。あの時のような競馬ができれば怖い存在だ。

 △カンティアーモは新潟競馬場芝1800m新馬戦をレコード勝ち。この時は好スタートから気分よさそうに飛ばして逃げた馬の心を折るような競馬だったが、前走のデイリー杯2歳Sはスタートから気分が乗らないような競馬で見どころなく敗れた。乗り難しいタイプかもしれないが能力は高いはず。

 今回がキャリア2戦目となるが、デビュー戦の内容が良かった△マルコタージュ、1戦毎に末脚に磨きがかけられている印象の△ラビットアイまで押さえておきたい。

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