「
チューリップ賞・G2」(3月2日、阪神)
血統的な面からも注目を集める
ガルサブランカが主役を担う。半兄は22&23年と2年連続で
年度代表馬に輝き、世界No.1ホースとして君臨した
イクイノックス。前走の
ベゴニア賞で半馬身差2着に敗れたものの、初戦の走りから素質が高いのは確か。兄をほうふつとさせる切れ味発揮で、仁川行きの切符を狙う。
土つかずの2戦2勝で
トライアルに挑むのは
ミラビリスマジック。デビュー戦をセンスあふれる走りで快勝すると、続く
菜の花賞では直線で不利を受けながらも、瞬時に盛り返して鮮やかな差し切りV。着差以上の強さを感じさせた。兄姉に重賞勝ち馬がズラリと並ぶ血統馬。無傷3連勝となれば、目が離せない存在となりそうだ。
出世レースの
紅梅Sを制したのは
ワイドラトゥール。直線で大外からメンバー最速上がりで突き抜け、大舞台に向けての賞金加算に成功した。1週前追いは栗東CWの3頭併せで6F84秒7-11秒8をマーク。ラストの伸び脚は上々で、堂々の最先着とさらに調子を上げている印象だ。
エルフィンS2着から権利獲得を狙う
スウィープフィート。1週前は栗東坂路の併せ馬で4F53秒6-11秒9。楽々と2馬身先着したように出来は前走以上だ。今回は鞍上に
武豊を配し、必勝態勢で臨む。
朝日杯FSで牡馬に挑み3着と奮闘した
タガノエルピーダ。好位からしぶとく粘って、勝った
ジャンタルマンタルから0秒2差なら胸を張れる。中間の気配も良く、牝馬同士なら好勝負必至だ。
提供:デイリースポーツ