菊花賞馬の
キセキの半妹となる
ハミング(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が、日曜阪神4Rの3歳未勝利(芝1600m)で初勝利を狙う。
ハミングは父
ブリックスアンドモルタル、
母ブリッツフィナーレ、母の
父ディープインパクトの血統。半兄の
キセキは17年の
菊花賞馬で、7歳まで一線級で息長く走った。また、半姉の
ビッグリボンは昨年の
マーメイドSの覇者。そして祖母の
ロンドンブリッジは97年の
ファンタジーSの勝ち馬で、98年の
桜花賞では2着だった。
昨年11月の2歳新馬(京都芝2000m)でデビュー。好位で手応え良く運びながら、いざ追われての反応がひと息で、0秒3差の4着に終わった。ただ、結果的に2000mは長かった印象なので、マイルへの距離短縮はプラス。小柄で仕上がりが早そうなタイプだけに、3カ月半ぶりでも力を出せるだろう。今度こそは能力全開で初勝利といきたい。