「サウジＣ・Ｇ１」（２４日、キングアブドゥルアジーズ）

　日本勢は２強にあらず-。デルマソトガケで挑むルメールが鋭く目を光らせている。「栗東で乗った時（１月３１日）に、いい状態だと感じました。昨秋のブリーダーズＣ（クラシック＝２着）の前より良かった」と仕上がりに太鼓判を押した。

　世界を旅した昨年に続き、相棒は今年も海外に照準を定めている。「サウジは昨年も経験している（サウジダービー３着）。４歳になった今年はいい結果を出すことができる」と言い切った。「前にレモンポップがいて、後ろにウシュバテソーロ。その間から運ぶことになるでしょうね。大事なのはスタート。いいスタートを切って、いいポジションを取りたい」と隊列もイメージ済みだ。

　「楽しみですね。秋にはまたＢＣに行ってほしい馬だから」。ダートの本場・アメリカでつかんだ自信を胸に、中東サウジでも大暴れといく。

提供：デイリースポーツ