お久しぶりです。エクアです。今年の
フェブラリーSは上位人気の序列が読み切れない混戦。こうした組み合わせでは、有力と目される馬だけでなく、出走馬の大半が“勝つ気”で乗ってきます。
となると、なるべく脚を後半に残したいために仕掛けは遅くなるものです。今回は好位〜中団で人気上位馬が重なっています。その上で、仕掛けを他の馬よりワンテンポ遅らせたい。つまり後半ス
プリント勝負とみましたが、忘れてはいけません。好位〜中団がけん制しあった時に最も有利なのは――逃げ馬です。
◎
ドンフランキー。
14戦7勝、重賞2勝で前走も
東京盃Vの馬としては下馬評は低くなっていますが、勝ち星は1400メートルまで、骨折明けで急仕上げ気味では手を出しづらいのも確か。話題になるのは体重のことばかり。果たして600キロ台でのG1出走はなるか、と。
実は
フェブラリーSこそ大型馬の楽園。
ヴァーミリアン、
サクセスブロッケン、
コパノリッキー、
モーニン、
ゴールドドリーム、
カフェファラオ…と520キロオーバーの優勝馬は枚挙にいとまがありません。力のいる冬場のダートで重要なのはパワーと
モメンタム(質量×速度)。デカい体で勢いをつけることで、ひと踏ん張りが利きます。
ドンフランキーがこのレース史上、最も
モメンタムが大きい馬になるのは疑いありません。デカいので。
大きいは正義!「G1最高馬体重出走馬」の“出走”が優勝や連対になることを期待します。
パカラッチェ! (V
チューバー)
スポニチ