競馬新聞「馬サブロー」が誇るＰＯＧマスター、木村拓人（美浦）と塩手智彦（栗東）がお送りするＰＯＧ情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

　先週の土曜はデイリー杯クイーンＣが行われ、昼休みに行われたレース大検討会に参加させていただきました。歌手の前川清さんとご一緒させていただき、控え室では筆者のことを「娘婿に似ている」と。イベントでもそこに触れていただいて大変恐縮でした。きっといい男なのでしょうね（笑）。さて、レースはクイーンズウォーク（牝、中内田）が勝利を収めました。決してマイラーという感じの体はしていないのですが、お見事でしたね。一緒に出演した小林記者の予想が的中して良かったです。ちなみに、同馬は馬サブローＴＶのＰＯＧで共演した石渡記者の指名馬。２着のアルセナール（牝、木村）は筆者の指名馬ということで、動画で指名した馬のワンツーとなりました。参考にしていただいた方、おめでとうございます！クイーンズウォークは次走は桜花賞（４月７日・阪神、芝１６００ｍ）とのこと。２歳戦で実績を残した馬との対決が楽しみですね。

　アルセナールはいったん放牧へ。先週お伝えした通り、桜花賞出走のボーダーはかなり高くなりそうなので、収得賞金１１５０万円では心許ないのは事実なんですよね。トライアルの結果次第にはなりますが、桜花賞にこだわるならトライアルを使わないと…という状況ではあります。どういうローテを組むか注目ですね。

　日曜の共同通信杯は新馬勝ちから臨んだジャスティンミラノ（牡、友道）がＶ。好位からセンスの良さを見せつけての快勝でしたね。２歳王者ジャンタルマンタル（牡、高野）は地力の高さを示したものの２着敗退で初黒星。３着に逃げ粘った９番人気パワーホール（牡、昆）が波乱の立役者となりました。勝ち馬の次走は皐月賞（４月１４日・中山、芝２０００ｍ）。今回見せた競馬センスは中山でこそと思いますし、本番も楽しみですね。

　ちなみに牡馬クラシックの出走ボーダーもやや高めになりそうで、今年はトライアルか重賞で結果を残すことが非常に大切。番組選択が将来を決める重要ポイントだと思いますので、動向を注目していきたいです。（馬サブロー美浦支局・木村）

提供：デイリースポーツ