スマートフォン版へ

【共同通信杯】「マカヒキ、ワグネリアン、ドウデュースと比べても遜色ない」友道厩舎からクラシック有力候補

スポーツ報知
  • 2024年02月12日(月) 06時00分
◆第58回共同通信杯・G3(2月11日、東京・芝1800メートル=良)

 第58回共同通信杯・G3は11日、東京で行われ、4番人気のジャスティンミラノが直線で鋭く抜け出し、無傷の2連勝で重賞初制覇。昨年の2歳王者のジャンタルマンタルを1馬身半差で退け、クラシックの有力候補に名乗りを上げた。

 現役最多の日本ダービー3勝を誇る栗東・友道厩舎からまた一頭、大物候補が誕生した。ジャスティンミラノは発馬でやや後手に回るも、積極的にポジションを取りに行き向こう正面で2番手に進出。1000メートル通過1分2秒7という超スローペースでもしっかりと折り合って脚をため、直線では上がり3ハロン2位タイとなる32秒6の末脚で抜け出した。昨年の最優秀2歳牡馬ジャンタルマンタルを全く寄せつけない完勝劇。理想的なレースぶりに戸崎も「乗りやすくて強い勝ち方をしてくれました。キャリアも浅いなかで、先々が楽しみですね」と声を弾ませた。

 リアルスティールダノンベルーガといった強豪に並ぶ2戦目での勝利。無敗のG1馬を退けたのだから能力の高さは疑いようがない。友道調教師は「メンバーも強かったので楽しみと心配が半々だったけど、こっちが思っている以上に強いですね」とニッコリ。さらに「調教の動きはマカヒキワグネリアンドウデュースと比べても遜色ないですよ」と厩舎のダービー馬たちの名を挙げて褒めちぎった。

 次走は皐月賞(4月14日、中山)へ直行を明言。4日のきさらぎ賞も2戦目のビザンチンドリームが制するなど素質馬ぞろいの牡馬クラシックに、“名門”が送り出すニュースターから目が離せなくなった。(角田 晨)

 ◆ジャスティンミラノ 父キズナ母マーゴットディド(父エクシードアンドエクセル)。栗東・友道康夫厩舎所属の牡3歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算2戦2勝。総獲得賞金は4855万7000円。重賞初勝利。馬主は三木正浩氏。

スポーツ報知

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す